陰ヨガコラムVOL.3体からのメッセージを受け取る

陰ヨガを続けていくと、
硬くなっていた体の組織が、だんだんと、元の姿に蘇ります。
それは、、体だけでなく、精神的なことにも影響していきます。
陰ヨガのポーズを保っている時に、体を解放してポーズを深めると、
組織は伸びて潤い、しなかやかに。。そして、
よく注意してみれば、全身の組織が伸びたり、圧迫されたり、ねじれたり、
押し込まれたりするのが感じられたりします。
陰ヨガでは、まるで体からメッセージを受け取ったように感じられるようになります。
そうして、陰ヨガを通して、
体の奥深くへ旅をしながら、内なる働きに波長を合わせ、
呼吸機能や循環機能や内臓につながり、さらには筋肉や関節の内側の感覚にもつながっていきます。
このように全身の生理学的過程への意識が高まると、
やがてはサントーシャ、
つまり知足に近づいていくことができるのです。
知足とは・・・“足るを知る”で、<老子>の教えで、宗教、特に禅宗では、人間の欲を戒めるために、よくこの言葉を引用するようです。“足るを知る”とは、字句のとおり、充分に満ち足りていることを知り、不足感を持たないということです。
今、自分に必要なことを知り、それに満足するということです。
陰ヨガを練習することで、余計な欲を持たず、自分に満足することが習慣づけられるように
なる。。ということかもしれません。
私たちは陰ヨガを通して体の奥深くへ旅をしながら、
内なる働きに波長を合わせ、呼吸機能や循環機能や内臓につながり、
さらには筋肉や関節の内側の感覚にもつながっていく。
このように全身の生理学的過程への意識が高まると、
やがては、、知足につながるということでしょう。
陰ヨガ、練習していくことで、自分の体や心からのメッセージを受け取って、自分らしさ、、そして、自分を生きる・マインドフルネスを実践していきましょう。